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冬になるとイルミネーションがきれいな「石山振興会館」
今回は、石山エリアにある「石山振興会館」について紹介していきます!
どのような施設か
石山商店街振興組合の事務所として活用されている施設です。
石山商店街は、100軒以上の事業者・個人事業主から構成されている商店街組合です。
また、貸館としても利用されています。
第1・第3土曜には「いしやま朝市」を開催。商店及び近郊の農家が新鮮な品々を持ち寄って販売し、高齢者が買い物が出来てコミュニケーションが図れる場所を形成しています。
この他、ソロバン教室としても毎週月曜・木曜に利用されています。
住所 | 札幌市南区石山1条3丁目1-30 |
アクセス | じょうてつバス「石山中央」停留所すぐ |
定山渓鉄道の駅舎だった過去
商店街組合の事務所として利用されているこの施設ですが、過去には定山渓鉄道「石切山駅」駅舎として利用されていました。
この建物は、1949年(昭和24年)に建設。旧定山渓鉄道の駅舎としては唯一現存しています。
周辺では札幌軟石の採掘も行っており、その運搬を行う上でも重宝されてきました。
建物の基礎部分には札幌軟石が使用されています。
1969年(昭和44年)には定山渓鉄道が廃止に。その後、1976年にこの建物は札幌市の所管となりました。
近隣には札幌軟石造の「ぽすとかん」もあり、それと共に石山地区の歴史を物語る象徴となっています。
なお、「石山振興会館」は2006年3月7日に札幌景観資産に指定されました。
冬になるとイルミネーションが
冬になると「石山スノーファンタジー」と題してイルミネーションが点灯。雪降る夜でも平岸通を明るく照らしてくれる存在となっています。
このうち、ひときわ輝いている塔は「旧石山サイレン塔」です。
昭和30年に製造されたもので、この塔から山火事や住宅火災が起きたことを周辺地域に知らせていました。その後札幌南消防署石山出張所が建設されて役目を終えますが、2009年7月に現在の場所へ移設されました。
イルミネーションだけでなく、七夕の時期には短冊を飾る塔として活用されるなど、住民から親しまれるとともに地域の歴史を伝える象徴として今もそびえ立っています。
なお、イルミネーションは3月末まで16時~21時まで毎日点灯しています。
この時期にしか見ることのできない風景を目に収めてみては。