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南区新複合庁舎が2032年度供用開始予定!真駒内駅前の土地も再編、商業系機能も整備へ
真駒内駅前の「(仮称)南区複合庁舎」が2032年度より共用開始予定となっています。この記事では、新しくできる新複合庁舎の概要および、真駒内駅前地区まちづくり計画について紹介していきます。
真駒内駅前地区まちづくり計画について
真駒内駅は南北線の終点であるとともに、南区の他地域へと繋がる交通結節点となっています。今回の計画では、「地域交流拠点」として都市機能の集約、快適な歩行空間の創出等を図ることを目的としています。また、南区全体の拠点として真駒内駅前地区を再生するため、土地利用の再編を行います。
ポイント
- 南区の拠点にふさわしい都市機能を充実
-
駅前地区に生活便利機能を集約します。
- 様々な都市機能を利用できるまちへ
-
高齢化が進み、自家用車に頼れなくなる人が増えていきます。そうなっても、バス等の公共交通機関を利用して真駒内駅を訪れることができるよう、アクセスのしやすさを確保します。
なお、他の区では新札幌・篠路・清田が交通結節点と定められており、真駒内はこの4地域の中で先行して計画を開始します。
駅前の土地利用計画について
真駒内駅前は、商業系機能や交流広場としての役割を担うA1・A2街区、行政機能を担うB1街区、真駒内独自の魅力を発信する機能を担うB2・C街区に再編されます。
また、現在は駅前の平岸通が直線に続いていますが、歩行者の導線確保や公共交通機能充実のため、途中で切られるようになります。駅前通りに迂回が必要となりますが、充分な道路幅の確保は計画されています。
A1・A2街区
現在、真駒内中学校(2026年度閉校予定)と道警官舎があるエリアです。
こちらには商業系機能が設けられ、交流広場や交通広場の整備も行われます。駅前に一番近いエリアとしてふさわしい機能が整備されそうです。
なお、真駒内中学校は真駒内桜山小学校の校舎へ移転し、2027年度より義務教育学校(小中一貫校)に改編される予定です。岩田聡さん、大泉洋さん、山口真由さんなどの著名人を輩出してきた校舎も解体となります。
B1街区
現在、まこまる(旧真駒内緑小学校)があるエリアです。
こちらには複合庁舎が建設されます。真駒内駅と空中歩廊などで繋がることにより、区役所や公共サービス施設へのアクセスが現在よりしやくすなります。
なお、まこまるの建物はこのまま解体。プレーパーク、子ども体験活動は、市内の公園活用などにより事業展開を検討しています。
B2街区
現在、南区役所・南区民センターがあるエリアです。
こちらは、真駒内独自の魅力を活用・向上させる機能の導入を検討しています。
C街区
現在、南保健センターがあるエリアです。
こちらもB2街区同様、真駒内独自の魅力を活用・向上させる機能の導入を検討しています。
新複合庁舎について
B1街区にできる新複合庁舎には以下の機能を集積・複合化することを予定しています。
- 区役所
- 区民センター
- まちづくりセンター
- 保健センター
- 教育支援センター
- 教育相談室
- 区保育・子育て支援センター
- 地区図書館
様々な機能を集積することにより、多くの区民が庁舎を利用しやすくなると考えられます。多世代の人が集まることにより、新しい気づきや交流が生まれることに期待できます。
別記事で紹介しますが、現在南区の地区図書館として利用されている「澄川図書館」をこちらの複合庁舎へ移転する計画となっています。また、南区民センターの図書室は統合により廃止となります。
事業スケジュール
基本計画策定、地域との意見交換
事業者選定
基本設計・実施設計
複合庁舎建設工事
複合庁舎供用開始予定
なお、現在は基本計画策定中の時期であり、今回紹介した計画は変更となる可能性があります。