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「澄川図書館」は真駒内駅前新複合庁舎への移転を計画!現図書館は解体へ

「澄川図書館」が真駒内駅前新複合庁舎への移転を計画しています。この記事では、澄川図書館の現状と新庁舎移転後の概要について紹介していきます。
新複合庁舎についての記事は以下をご覧ください。

澄川図書館について
1983年3月25日に開設された、南区の地区図書館です。地上2階建ての鉄筋コンクリート造で、1階には図書室、2階には集会室や閲覧室があります。
蔵書数は73,809冊。そのうち郷土資料は5,278冊で、南区の歴史を辿る際に必要な存在ですね。
隣には「澄川きよすみ公園」があり、のどかな雰囲気が漂っています。夏祭りの時期には、子供盆おどり唄を聞きながら読書するのもいいですね。澄川地区の子どもや高齢者が集う交流の場としての役割も果たしています。
施設情報
住所 | 札幌市南区澄川4条4丁目5-6 |
営業時間 | 火~木:9:15~19:00 金~月・祝:9:15~17:00 |
定休日 | 施設点検日(毎月第2水曜日) 図書整理日(毎月第4水曜日) 年末年始(12月29日~1月3日) 蔵書一斉点検期間 |
駐車場 | 10台 |
新庁舎への移転について
真駒内駅前にできる複合庁舎への公共サービス機能集約のため、図書館もこの庁舎への移転を計画しています。移転後のイメージや現施設の今後について解説していきます。
複合庁舎で目指す図書館のイメージ
真駒内地区は高齢化が進んでいる地域である一方、子育て世代も多く住む地域であります。駅前にできる複合庁舎へ図書館を導入することにより、幅広い年齢層が集まる空間を目指します。また、南区の他地域の住民が集まる集約地点としての役割を果たします。
- 図書との出会いの場所
-
- 司書がつくる魅力的な企画展示
- 気づきにつながるテーマ別の配架
- 市民の学びや創造的な活動を支える場所
-
- 地域性に応じた資料収集、調査相談
- 各世代別のニーズに応じた講座、イベント
- 仕事や勉強など集中できるスペース
- 人や情報が集まる出会いや交流の場所
-
- 日常的に立ち寄れる憩いの場所
- 多様な人々でにぎわうイベントの開催
- 地元の情報が得られるコーナー
現図書館は解体へ
現在の澄川図書館は、建築から既に40年経っており、新庁舎完成時には50年近くとなります。第一種低層住宅専用地域であり、他の行政使用が見込まれないことから、新庁舎供用開始のタイミングで建物を解体する計画となっています。
新庁舎へ移転せず、図書館を澄川に残したまま建て替えるという選択もありますが、それだと新庁舎へ複合化するよりも経費がかさんでしまいます。また、南区の公共サービスとして真駒内に集約するという観点から、澄川に図書館を残すことはしないという計画になっています。
図書館解体後、土地は売却を基本に調整される予定です。

跡地に図書室カフェみたいな施設ができたら面白そう。
澄川における図書機能
澄川図書館解体後も澄川地区において図書機能を維持することは必要となります。そこで、隣接する「すみかわ地区センター」に貸出・返却カウンターの設置を検討しています。
また、現在は図書館の電子化も進み、スマホなどから図書の貸出予約も可能です。スマホやパソコンから電子書籍を閲覧することもできます。こういったサービスの利用も推進されています。
ただし以下のように、貸出・返却カウンターの設置だけでなく、実際に本を手に取れる空間を維持してほしいという意見もあがっています。
- 本を手に取って読みたい
- 本に囲まれる空間は必要
- 図書室は地域の集いの場にもなっている
澄川地区においてどのように図書機能を維持していくかは、更なる検討が必要なのではないかと思います。