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藻岩山スキー場が2025年度より新事業者参入!スノーボードも解禁へ
藻岩山スキー場では、現在リフトやゲレンデ管理をしている株式会社りんゆう観光と一体運営を行う新事業者を募集していました。
その結果、北海道スクエア株式会社を優先交渉権者と選定し、2025年度(2025年4月1日)から参入することが決定しました。
概要
藻岩山スキー場ではこれまで、リフトやゲレンデを株式会社りんゆう観光が管理し、ロッジを株式会社札幌振興公社が運営してきました。
今回、北海道スクエア株式会社が新事業者に決定し、2025年度(2025年4月1日)より同社による運営が始まることとなります。
施設管理・店舗開発などを行っている企業。カツキホールディングス株式会社のグループ企業となります。同グループには、ENEOSなどを運営している北海道エネルギー株式会社等も含まれます。
スノーボードの解禁
これにより、来シーズンからはスノーボードが解禁。従来はスキーのみ滑走可能でしたが、近年主流になっているスノーボードも滑走可能になることで、更なる客層の拡大につながるとみられます。
スキー場リニューアルも
コースレイアウト・リフト・ロッジのリニューアルも計画。
未経験者やインバウンド向けの雪遊びゾーンを設けるほか、クロスカントリーコースの新設も予定。ロープウェイ(中腹駅)との連動も計画しています。
リフトは2026年度より順次リニューアル。2027年度より北斜面の新ロッジがオープン予定となっています。
その他活用方法の模索
スノーシーズンのみならず、グリーンシーズンのスキー場の活用も検討。
グリーンシーズン時のイベント会場としての貸し出しや、イベント企画・運営も計画しています。
北海道スクエアは、「市民に生涯愛されるホームスキー場」としての存在意義は継続し、「札幌の魅力を増幅させる観光資源」としての役割を強化していくとのことです。
施設リニューアルについて
施設リニューアルは、「コースレイアウトの変更」「リフトの新設・改修」「ロッジの建て替え」「DX対応」を4つの柱として計画しています。
コースレイアウトの変更
スノーボード滑走を想定し、連結路コースの増幅やコース間の安全で容易な移動を検討しています。また、観光資源としての魅力向上のため、ロープウェイ(中腹駅)との連動等、レイアウト変更を検討しています。
- インバウンド・未経験者向け雪遊びゾーン「Fun×Funスクエア」(仮称)の設置
-
スキーやスノーボード未経験者でも、そり遊びやシットスキーで雪と親しめるゾーンを新設します。
- 連絡路コースの増幅
-
スノーボーダーにとっても魅力あるスキー場となるよう、現在の連絡路コースの増幅を計画しています。開発が伴うので、実行可否から検討する必要があります。
- 林間・クリスタル連絡コースの新設
-
現在の林間コースからクリスタルコースに降りることができる連絡コースの新設を計画しています。これにより、現第4リフトからクリスタルコースへのアクセスが可能になります。
- クロスカントリーコースの新設
-
インバウンド向けに、ロープウェイ中腹駅駐車場を周回するクロスカントリーコースの新設を計画しています。
リフトの新設・改修
老朽化したリフトの安全性を高めるため、リフトの改修を順次行います。また、コースレイアウトの変更に伴い、リフト位置の変更や新設も企画しています。
現状 | リニューアル予定内容 | 想定時期 |
---|---|---|
第1リフトA線 第1ペアリフトB線 | 機器一新 A線をペアリフト化 | 2026年12月 |
第2トリプルリフト | 機器一新 | 2026年12月 |
第3ペアリフト | 機器一新 リフトの下を滑走できるよう、一部高さを上げる | 2027年12月 |
第4トリプルリフト | 機器一新 | 2028年12月 |
スノーエスカレーター設置 Ⓐ第1リフト付近の子ども向けゲレンデに設置予定 Ⓑ観光道路からロープウエイ敷地への接続路に設置予定 | Ⓐ2026年12月 Ⓑ2027年12月 |
ロッジの建て替え
北斜面ロッジについて建て替えを行います。建設位置を変更しての建て替えになるため、現状のロッジをシーズン中閉館することなく新ロッジへ移行できるように計画しています。
- 新ロッジ建設位置は、現在のロッジから見てゲレンデに隣接する場所を想定。
- 位置の変更により、ロッジ脇の車寄せの実現やゲレンデとの高低差を無くすバリアフリー化などのメリットも想定。
駐車場からロッジへ行く際の坂が割と急なので、そこも安全になるといいですね。
DX対応
DX対応として、以下の対応を計画しています。
- 館内Wi-Fi整備
- 予約・決済システム構築(リフト券、レンタル、スクール)
- オートゲートシステム導入
- 電子マネー対応
特にオートゲートシステムは近年多くのスキー場で導入されており、藻岩山スキー場でも2026年度からの導入を予定しています。
スケジュール
時期 | 実施ポイント |
---|---|
2025年度 | ・現ロッジでシーズンオープン ・新ロッジ設計・施工開始 ・各種調査 ・スノーボード解禁 ・公式サイトリニューアルオープン |
2026年度 | ・第1リフトA線、B線リニューアルオープン ・第2リフトリニューアルオープン ・全リフトにオートゲート設置 ・予約システム一部開始 ・雪遊びゾーン「ファンファンスクエア」オープン ・「ファンファンスクエア」スノーエスカレーターオープン |
2027年度 | ・第3ペアリフトリニューアルオープン ・新ロッジオープン ・全予約システム開始(チケット・レンタル・スクール) ・中腹駅へのスノーエスカレーターオープン |
2028年度 | ・第4トリプルリフトリニューアルオープン |